いちやく‐そう【一薬草】
イチヤクソウ科の多年草。山林の陰地に自生、観賞用として栽培。葉は厚く根生、冬も枯れない。初夏約20センチメートルの花茎に白色5弁の小花をつける。止血または傷薬とし、毒蛇に咬まれた時、葉をもんだ汁をつければ有効という。ベニバナイチヤクソウなど近似種が多い。カガミソウ。漢名、鹿蹄草。