えんれい‐そう【延齢草】 サウ
ユリ科の多年草。やや湿った山地の林下に自生。茎は直立して20〜40センチメートル、頂に菱形の葉を3枚輪生。5月頃中央に帯紫紅色の花を開く。果実は食用とし、また根茎を乾したものを延齢草根といい、胃腸薬とする。よく似た別種に白花のシロバナエンレイソウがある。延年草。