はり‐ぎり【針桐】
ウコギ科の落葉高木。山地に普通。高さ20メートル内外。枝は太く、鋭いとげが多い。葉は掌状に7〜9裂し、葉柄が非常に長い。8月頃、梢に淡緑色の小花を散形花序につける。液果は小球形で、熟せば碧紫色。材は下駄・船具・器具用。根皮は去痰キヨタン薬。センノキ。漢名、刺楸。