かえ‐で【槭樹・楓】カヘデ
(カエルデ(蛙手)の約。葉の形が似ているからいう)
 カエデ科の落葉高木の総称。葉は多くは掌状で、初め緑色、秋に赤・黄色に紅葉するが、全く葉の裂けないもの、複葉になるもの、また紅葉しないものもある。4〜5月頃、黄緑色や暗紅色の多数の小花をつけ、後に2枚の翼を持った果実をつける。材は器具・細工物にする。日本にはイタヤカエデ・イロハカエデなど種類が多い。モミジ。季節、秋。