しな‐の‐き【科木】
(「しな」はアイヌ語で「縛る」の意) シナノキ科の落葉高木。山地に自生、高さ10メートルに達する。初夏、葉のつけ根に帯黄色で香りの高い小花を房状につけ、花柄の中部に箆ヘラ状の苞がある。材は器材や経木、マッチの軸に供し、花や果実は薬用。皮は布・紙の原料。ヘラノキ。