しら‐かば【白樺】
カバノキ科の落葉高木。やや高い山地の陽地に自生。高さ約30メートルに達し、樹皮は蝋質の白粉を帯び、紙状に剥げる。葉は三角形。春、新葉に先立って黄褐色の尾状花序を下垂する。雌雄同株。小形の堅果は狭楕円形、左右に翼をもつ。材は皮付のまま細工物とし、また蝋分に富むので薪材となる。しらかんば。かんば。樺の木。