うらじろ‐もみ【裏白樅】
本州中部の亜高山針葉樹林のやや下部に生えるマツ科の常緑高木。高さ40メートル以上に達する。灰白色の樹皮は割れてはげ落ちる。先端の丸い線形の葉を密生し、シラビソによく似る。葉の裏が白色を帯びる。雌雄同株。長さ10センチメートルで美しい紫色の楕円体の球果が上向きに直立する。