HOME > PlayBack > 2期へPlayBack > キャンパー関連
2期へPlayBack
キャンパー関連
市民休暇村の名の通り、家族・子ども会・高校・大学のクラブサークル・看護学校の研修・障害者・企業の研修親睦・官庁関連の研修親睦など多彩であった。特に男子カウンセラーに絶大な人気があったのは、看護学校や女子高校生のキャンパーであった。
利用状況は、ロッジは抽選でいつも満杯状態、キャンプ場も夏休みのお盆までは、ファミリーキャビンやグループキャビンは満杯状態だった。
夕べの集い・朝の集いには全キャンパーが集合して行なわれた。
キャンプファイヤーも、毎日どこかのファイヤー場で行なわれていた。裏方は、夕食前からファイヤー準備に追われ、夕食時期を逃すとファイヤー終了後に夕食を摂ることも希ではなかった。
カウンセラーに対するキャンパー側の反応もさまざまであった。毎年来てくれるキャンパーもあれば、規則の厳しさに「憲兵(軍事警察)」呼ばわりされたこともあった。
子ども時代の、人間交流を深める組織(社会)教育や、自然教育は大きな意義を持ち、市民休暇村の果たしてきた役割は大きい。今でも交流が続いているキャンパーも多くあると思うが、御嶽休暇村の魅力は確実に名古屋市民に根付いている。
私が初めて受け持ったファミリーキャンパーの2歳モコちゃんは、今は32歳になっていることを思うとやはり年月を感じる。