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1期へＰｌａｙＢａｃｋ
現地キャンプ
夏にはまだ工事中で開けた所がほとんどない御岳で、まず現地を知ろうという「現地キャンプ」が行われました。おんたけにも行った事のない連中が観光気分で行ったキャンプは、まるでサバイバーの様なキャンプになりました。
炊飯の水は、今の花水ゾーンの湧き水、穴を掘って作るトイレの場所も探さなければいけない様な平地のない森の中、その日は小雨から豪雨になり、完全に濡れたマキにまず苦労して火をつけての(もちろんオイル、固形燃料などは使わない)野外で雨の中の炊飯は今考えても大変でした。
夜になり、雨の勢いはますます強くなり警報も出て、テントを捨てその夜は工事現場のプレハブ小屋に避難し不安な内にも楽しい一夜を過ごしました。
とにかく雨で大変、
マキに火が付かないので、
クラフトどころではなかったのです。
山を後にし、名古屋の栄の大通りをリュックを背負いながら全員が歌を口ずさみながら歩けたのも現地キャンプが与えてくれた一体感からだと思います。「ぼくたちが、おんたけキャンプを切り開いてゆくんだ！」こんな気持ちを全員が感じていました。